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Sistol - On The Bright Side (Halo Cyan Records:PHC04)
Sistol - On The Bright Side
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Sistol、初めて聞く名前のアーティストですが、実はVladislav Delay、Luomo、Uusitalo、The Dolls名義など数々の名で様々なジャンルに取り組んでいるSasu Ripattiさんの変名です。しかしここまで名義を使い分けると一体どの名義ではどのジャンルに取り組んでいるのかも分かり辛くなってきており、Sistol名義でも差分化は難しくなっている様です。Delayの退廃的な暗さもあれば、Uusitaloの奇抜でひねくれたテッキーな音もあり、Luomoのポップなセンスも現れたり、確かにSasu Ripattiの多様性が一堂に会しているものの逆にSistolでのやりたい事がなかなか見えてこないのも事実。強いて言えば彼の作品の中でも最もダンスフロア寄りで、今までのリスニング志向からは一歩抜けだしてビート・リズムに強靭さが加わっており、そして不穏さえ匂わすドラッギーなシンセが鳴っているのが特徴。とは言え他の名義に比べるとオリジナリティーは希薄で、敢えてこの名義に取り組む必要性はそんなに感じ無いのが本音。Sasu Ripattiには常に期待している分だけ、評価は厳しめで。

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| TECHNO8 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vladislav Delay - Tummaa (Leaf:BAY 72CD)

Vladislav Delay-Tummaa
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冷静になって気付くその2、クラブ行かない子が良いなんて一瞬でも思った俺が馬鹿でした。俺が求めている女の子はやはり、ミニマルやテクノが格好良い、バレアリック最高とか、音楽の共通の気持ちを分かち合える人なんだ。ちょっとオタでアングラでレコードに愛着があったり、そんな痺れるセンスを持った子に惹かれる自分がいる。昼下がりの午後3時、コーヒー飲みながら好きな人と一緒にレコード聴くとか最高でしょ。我ながら妄想の中だけでは完璧だ。

元Basic Channel系列、そして今ではミニマルダブ、ハウス、ダウンテンポと色々な音楽に取り組んでいるSasu RipattiことVladislav Delay。ここ数年はLuomo、Uusitalo、The Dolls名義でのリリースや過去の作品のリイシュー、そしてMoritz Von Oswald Trioにも参加するなど尋常ならざるペースで音楽製作をしており、もうDelay名義で新作が出たのかと驚くばかり、着いて行くのも大変です。さて待望の新作は前作と雰囲気はがらりと変わって、不鮮明でノイジーな印象は弱まり音の一つがくっきりと浮かび上がってくるアブストラクトなアンビエントになっておりました。一聴して気付くのは音自体が柔らかく有機的になっていて、今までのエレクトロニックで冷たい印象が後退している事。これはCraig Armstrongによるローズピアノやピアノ、そしてサックスフォンやクラリネット、そしてDelayによるパーカッションなどの生演奏が大幅に加わった事がそのまま影響しているんでしょう。相変わらずの型にはまらない自由自在なリズムや展開は変わらないけれど、所々で情緒的な音色が流れてきてうっとりする瞬間があるのは聴き所。Vladislav Delay名義の中では一番聴き易く(それでも他のアーティストに比べればとっつきにくい)、安定と平静の感じられるムードミュージックだと思う。Delay名義は今後はよりアコースティックな路線に進むらしいが、その第一歩なのでしょう。

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| TECHNO7 | 10:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |
Luomo - Convivial (Huume Recordings:HUUME16)
Luomo-Convivial
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Sasu RipattiはVladislav Delay、Luomo、Uusitaloなど多数の名義で活躍するフィンランドのアーティスト。かつてはBasic Channel傘下のChain ReactionからVladislav Delay名義で注目を集め、またForce TracksからはLuomo名義でディープハウスを披露し、今ではフィンランドを代表するテクノアーティストと言っても過言ではないでしょう。名義が多いので近年は毎年一枚はアルバムをリリースする程多作なお方ですが、だからと言って決して質が低下しないのは溢れる才能のおかげでしょうか。本作はLuomo名義なので歌物のハウスが中心ですが、特に今までと比べ格段な変化や進化がある訳ではありません。ポップでありながらどこか捻くれたセンスを持つメロディー、気品と美意識に満ちたシンセサウンドは以前からのまま。それでも何故かLuomoを聴きたくなるのは、やはりここにしか存在しない耽美なハウスサウンドがあるからだと思うのです。女性らしいエロスもありながら下品に陥らずにしとやかさも漂っていて、うっとりする魅惑の世界が広がっているんですわ。若干リズムトラックの線の細さが気になる所ですが、ポップなメロディーを生かすにはその位の方が良いのだろうし、何気にリズムの多様性にも凝っているし侮れません。

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| HOUSE4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Uusitalo - Karhunainen (Huume:HUUME14)
Uusitalo-Karhunainen
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自身でHuume Recordingsを運営しながらVladislav Delay、Luomo、Uusitaloと言う三つの名義を使い分けて活動しているSasu Ripatti。アブストラクトでダビーなテクノが好きならVladislav Delayを、耽美でハイセンスなハウスが好きならLuomoを、そして独特で奇抜なテクノ×ハウスを聴きたいならこのUusitaloが良いでしょう。使い古された言葉で言うならばクリックハウスってジャンルに適するのでしょうか、空間の隙間を生かしいびつながらも独特のファンキーさを感じさせるリズム感は妙技の一言。単なる4つ打ちに終始する事なく変幻自在なリズムで聴く者を惑わし、パーカッション地獄へと誘い込んできます。正直かなり個性的なんでLuomo名義なんかに比べるとBGMとしては聴き辛さはありますが、逆にその分リズムの多様性を楽しめるのかなとは思います。またVladislav Delayの活動による賜物か、奥深い音響空間はやはり光っていてBasic Channelフォロワーとしての一面も感じられる内容。やっぱりVladislav DelayとLuomoの中間的なイメージが付きまといました。

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| HOUSE4 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Vladislav Delay - Multila (Huume Recordings:HUUME09)
Vladislav Delay-Multila
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中古屋でもなかなか手に入らず永らく廃盤となっていたVladislav Delayの1stアルバムが、自身のHuume Recordingsから目出度くリイシューされました。オリジナル盤はBasic Channelのサブレーベル・Chain Reactionからで、アブストラクトでダブなレーベルの作風を決定付けたと言っても過言ではありません。しかしテクノに馴染みが無い人が本作を聴いたら、一体どんな感想を持つのだろうか。ず〜っとモゴモゴと不気味な何かが蠢いている様な不穏な音が続いていて、この先の事だけでなく今まで辿ってきた道さえも見失ってしまう霧靄の世界を永遠と彷徨います。視界0メートルの中では思考や感覚も鈍っていき、この音楽を聴いているだけでまるで自分の存在自体が無であるかの如く錯覚を覚えます。一体どうしたらこんなディープでカオスな音楽が出来上がるのか不思議ですが、実はこの作品を創り上げた当時、本人は精神的にかなり病んでいたそうです。あーそれならばなる程と言った感じで、確かに病的なまでに引き籠もり系のサウンド言っても良いかもしれない。だから本作を聴いてもテンションが上がる事なんてまず無いし、落ち込んでる時に聴いたら余計に暗くなると思う。じゃあ一体いつ聴けば良いのだろうか。寝る時にBGMとして使えば、もしかしたら安眠出来るかなと思ったり。しかし普通にハウスをやっているLuomo、Uusitalo名義と同じ人が作った作品とは到底結び付かないね。

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| TECHNO5 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) | |
Vladislav Delay - Whistleblower (Huume:HUUME13)
Vladislav Delay-Whistleblower
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今は懐かしChain ReactionやMille Plateauxから深遠で極限までアブストラクナなテクノをリリースしていたVladislav Delayが、2年ぶりに新作をリリース。と言ってもその間にLuomo、Uusitaloなどのハウス名義でもリリースしているので、久しぶりって感じでもないですね。むしろ継続的に作品を作り続けているその意欲には、頭が下がる思いです。さてこのVladislav Delay名義ですが、相変わらず一本気質で明確なメロディーも無ければリズムも無いし、自分がどこに居るのかも分からなくなるような迷宮的音楽です。彼の出身であるフィンランドって寒い地方だと思うんだけど、一年中豪雪にでも覆われているのかい?景色が不鮮明だし色も霞んで灰色の世界しか聞こえてこなくて、どこにも逃げる事の出来ない閉塞的な感覚ですね。ミニマルだとかダブだとかそんなジャンルを通り越して、もはや言葉では説明出来ない尋常ならぬ音楽です。でも何度も聴いていたらいつの間にかズブズブの世界に引き込まれていて、不思議と安堵と落ち着きを感じていて妙な心地良さに包まれていました。使い方次第ではチルアウトの効果有りかも。

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| TECHNO4 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
2006 Best Seller
今年も遂に終わりがやってきました。と言う事で年間ベストなんですが、その前に今年も年間売上ベストを行おうと思います。皆様今年もこの「Tokyo Experiment」経由@アマゾンで、多くの商品を購入して頂いてありがとうございました。とここまでは、去年と全く同じ文章を使わせて頂きました、手抜きですいません。さて売上ベストですが、結果を見るとなかなか面白い結果でありまして、2年以上も前にリリースされた作品が今でも売れていたり意外でした。しかしブログで紹介した甲斐はあったなと、嬉しい気持ちでもあります。これからも素晴らしい音楽を紹介し続けられる様に更新がんばらないとね。では早速売上上位から発表したいと思います。

それでは続きをどうぞ。
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| BEST | 12:20 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Uusitalo - Tulenkantaja (Huume:HUUME-007)
Uusitalo-Tulenkantaja
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フィンランドの貴公子ことSasu Ripatti様、別名Vladislav Delay(読み辛過ぎ…)、もしくは別名Luomo。Vladislav Delay名義ではBasic Channel並のアブストラクトテクノを展開し、Luomo名義では流麗なユーロピアンハウスを展開するめちゃ格好良い貴公子です(見た目もナイス)。そんな彼の第3の名義がUusitaloでございます(牛太郎じゃないよ)。Vladislav DelayとLuomoの中間に位置するこの名義では、ビートはハウスながらもLuomo程エレガントな音ではなく、いびつでこつこつとしたクリックハウス的な上物でファンキーかつディープ。スムースな流れでありながら、微妙に変則的なビートだしオリジナリティーがあります。端正にしっかりと音像が浮かび上がるものの、時にエコーが強調されたダビーハウスになったり、時にスムースなテックハウスになったり、彼の名義の両者の橋渡し的な存在です。マイナー調のダークで虚ろげなメロディーは、明るさはなくとも陶酔するにはもってこいの基調です。そういやLuomo名義で彼がライブする時は、ワインボトルをラッパ飲みして自分に陶酔してた気がします。多分Sasu Ripatti様はナルシストだと思います。でもBasic Channelフォロワーとしても、また近年のKompaktなどのポップでミニマルなシーンにおいて抜群に抜けているアーティストですよ。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |