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MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
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名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
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2019/5/10 Theo Parrish Japan Tour 2019 @ Contact
半年前には盟友Marcellus PittmanとのB2Bで来日したばかりだが、それから半年も経たずに来日となるデトロイトの至宝・Theo Parrish。あれはあれで話題性という点においては十分でそれぞれのプレイを対比する意味でも興味深い一夜であったが、しかしやはり醍醐味はソロで長い時間をかけて自身の世界を作り上げていくロングセットにあるのは間違いなく、今回はそんな要望に応える一夜だ。
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| EVENT REPORT7 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Walter Jones - Instant Gratification (Whiskey Pickle:WPW002)
Walter Jones - Instant Gratification

デトロイトにも同姓同名のアーティストがいるので紛らわしいが、こちらはニューオリンズ出身のWalter Jonesによる2017年作。2003年にWestbound Musicから初リリースしたのをきっかけに、それ以降もCisco InternationalやDFAにPermanent Vacation等から数える程の僅かな作品数ではあるもののリリースしており、コズミックなシンセ使いで煌めくようなディスコ〜バレアリックなハウスが彼の個性として定着している。本作はアナログでは3年ぶりとなる新作ではあるが、おおよそ作品的には大きな変化は無くファンの期待に沿った内容だ。流麗なシンセのコードと星の煌めきのような電子音を散りばめた"Razzamatazz"は特に彼らしさが感じられるオールド・スクールなハウスで、その哀愁のある世界観や安定して落ち着いた4つ打ちのリズムからはややディスコティックな雰囲気もあり、大きな揺さぶりは無いがすっと肌に馴染むエモーショナル性が心地良い。対照的にダーティーで暗めのシンセベースが浮かび上がる"Harmonic Urgency"は、更に捻れたようなアシッド・サウンドも加わって次元を歪めるようなサイケデリアがあり、中毒的なディープ・ハウスになっている。作品中最も弾けて躍動するグルーヴが感じられる"The Grinder"では爽快なシンセをコード展開しつつディスコティックな眩い煌きが現れ、そしてラストの"Making Love"ではビートは入らず鳥の囀りやスポークンワードから始まり壮大なシンセによるアンビエント的な展開が素晴らしく、どの曲に於いてもやはり輝きを含んだシンセ使いによる装飾が映えている。斬新性や革新的ではなくクラシカルなハウス性だからこそ質が重視され、耳を惹き付けるそのメロディーセンスは確かなものだ。なればこそ、その構成力は是非ともアルバムでと期待してしまう。



Check Walter Jones
| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Hanna - Bless (Sound Signature:SSCD08)
Hanna - Bless
Amazonで詳しく見る(日本盤)

デトロイトの鬼才・Theo Parrishが主宰するSound Signatureが久しぶりのレーベル・コンピレーションをリリースしたのと同時に、珍しくTheo以外のアーティスト・アルバムもリリースしている。手掛けたのは過去にもTheoを含むバンドであるThe Rotating Assemblyにも演奏者として参加し、またソロでもTrack ModeやSublime Recordsを含む複数のレーベルからアルバムをリリースしているWarren HarrisことHannaだ。所謂DJではなくてアーティストのとしての活動がメインのようで、デトロイト界隈のアーティストにしては珍しくアルバムも今までに7枚程はリリースする制作意欲の高さがあり、しっとりと官能的で甘いテイストにシルクのような滑らかな質感を持ったジャジー・ハウスを得意としている。そんなHannaも8年程新作のリリースが無かったが、Sound Signatureからは初となるアルバムは以前にも増して官能を強め、そして湿っぽく艶かしいセッション性の高さを強調している。幕開けとなる"Hanna's Waltz"からしてベースラインはうねりまくり、ドラムも4つ打ちを刻む事なく自由に跳ね回り、そして何よりも麗しいキーボードワークが耳を魅了する。まるで目の前で複数人のアーティストがセッションを繰り広げているような構成は、もはやハウスに括られるにはその世界は狭すぎるだろう。勿論クラブ・ミュージックとしての要素も十分に残しており、2曲目の"His Eyes"ではゴスペル的な熱い歌とドスドスと太いキックが打ち付ける中、透明感のあるパッドや情感のあるシンセが舞い、実にグルーヴィーなディープ・ハウスと言えよう。大手を振ってスキップするような軽快な4つ打ちの"A Moment in Time"もハウスではあるが、この開放感のあるリラックスした作風はLarry Heardとも共振する。他にもダウンテンポやR&Bを意識したような溜め感のあるメロウな"Effervescence"や、生っぽさを残しながらエッジの効いたドラムン・ベース調の"The Sketch"など、ハウス以外にも手を広げながらHannaらしい艶かしさは全く失わずにアルバムをより豊かな音楽性へと作り上げるのは生粋のアーティストだからだろう。ダンス・ミュージックとしての前提があるが、やはり宅内でじっくりと耳を傾けて聴く価値のあるリスニング性が素晴らしい。



Check "Warren Harris"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sound Signature Presents These Songs That Should’ve Been Out On Wax By Now - Part One / Two (Sound Signature:SSCD 09)
Sound Signature Presents These Songs That Should’ve Been Out On Wax By Now - Part One Sound Signature Presents These Songs That Should’ve Been Out On Wax By Now - Part Two

今も尚デトロイト・ハウスを引率し続ける鬼才・Theo ParrishによるSound Signatureは、近年は自身以外の作品も積極的にリリースするようになり、そのブラックネス溢れる音楽性をより豊かに実らせている。そして本作はそんな流れを含むレーベルコンピレーションであり、タイトルが示すように本来はレコードでリリースされる事を望んでいたであろう作品集だ(CDから後にアナログカットが始まっている)。曲を提供しているのはTheoを筆頭にHanna aka Warren HarrisやAlton MillerにMarcellus PittmanやKai Alceといったハウス側のベテラン、そして新世代を代表するKyle Hall、TheoによるバンドのThe Rotating AssemblyからJohn Douglasといった演奏者、過去にSound Signatureからもリリース歴のあるDuminie DeporresやAndrew Ashong、デトロイトのソウル・シンガーであるMaurissa Rose、Theoと共演したTony Allenら、Theoと関連性のあるアーティストが集まっておりレーベルの作品集として正しくあるべき姿での内容だろう。ただし参加アーティストは公表されているものの誰がどの曲を手掛けたかは記載されていないが、それこそただ音楽を感じ楽しめばよいというような意志の現れなのだろう。アルバムは恋焦がれるような熱い女性ボーカルとピアノ演奏によるソウル・トラックの”Somewhere Inbetween"で始まり、錆び付いたロウ・ビートと黒光りする官能的なピアノによるサイケデリック・ジャズな"Whachawannado (Instrumental)"、鈍く響く歪なビートがミニマルに展開し闇の中から色気も滲み出てくるTheo作の"Faucet"など、Part Oneからして間違いなくSound Signatureのレーベル性に違わない音楽性だ。また"Pure Plastic"は透明感のある優美なコード展開と軽快でジャジーなグルーヴが心地良く、Millerによる"Bring Me Down"もスムースな4つ打ちとソウルフルなボーカルにうっとりさせられ、時代に左右されないクラシカルなハウスも収録されている。Tony Allenが参加した"Wayshimoovs Rx"はやはりというか艶かしいアフロ・ビートが息衝いており、Theoのブラックネスをより濃厚にする個性を付加している。最後は2015年にEPでリリース済みのThe Unitによる"Ain't No Need (Live - Version 2)"で、原曲の優しさで包み込むディスコ感を損なわずに、肩の力が抜けたセッションをするジャズ・ファンクへと生まれ変わらせ、ルーツへの意識も忘れない。ハウスを軸にソウルやファンク、ジャズやヒップ・ホップなど黒人音楽を咀嚼し、メランコリーからサイケデリアまで表現するSound Signatureの作品集は、当然の如くそれらにはどれもTheoの濃密な黒さが投影されており、単なるダンス・ミュージックではないレーベルの強い個性を主張している。





Tracklistは続きで。
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| HOUSE12 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Stuntman Mike Car's Soundtrack (Part.2) (Troubled Kids Records:TKR013)
Stuntman Mike Cars Soundtrack (Part.2)

スペインのディープ・ハウスのレーベルと自称するTroubled Kids Recordsは、ヴァイナルのメディアに拘りディープな音楽性を貫く。本作は、映画「Death Proof」の中に出演するキャラクターであるStuntman Mikeがドライブ中に流すサウンド・トラックという位置付けのEPのようで、2013年にはその第一弾もリリースされている。この第二弾にはデトロイトからAlton Miller、日本からはMiruga、スペインからはErnieとレーベルオーナーのJesus Gonsevとそれぞれ正しくディープ・ハウスを得意とするアーティストが参加しており、その面子からも作品の質の高さはおおよそ予想はつくだろう。Millerの"When The Morning Comes 2nd"は2010年にリリース済みの別バージョンだが、控え目に優美なローズのコード展開と生っぽく爽やかなビートを軸に麗しいシンセソロが舞い踊り、ソウルフルで王道的なデトロイト・ハウスがベテランとしての貫禄を感じさせる。Gonsevによる"Traits Of Humankind"もズンドコとした太い4つ打ちに柔らかく温かみのあるメロディーが華麗さを演出し、際立った個性を感じさせる作風ではないがディープ・ハウスとしての基本的なスタイルを守っている。非常に個性的なのはMirugaによる"Endless Waltz"で、力強く跳ねるようなジャジーなリズムの上にエレガントさを添える耽美で躍動的なエレピの旋律が華を添え、そこに様々な音色が重層的な厚みを出して華やかながらも生々しいグルーヴを生んでいるのだ。そしてErnieによる"Sharepoint"は空気感のあるパッドやリバーブを効かしたボイスサンプルを用いて、奥行きや壮大な空間の広がりを感じさせる作風で、他の3曲よりもアンビエント性も感じさせるがこれもディープ・ハウスの一種だろう。サウンド・トラックという体裁のコンセプトは理解出来ないものの、収録された曲自体は正しくハウスのパーティーで映える曲ばかりで、一見の価値ありだ。

| HOUSE12 | 19:30 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Walt J - Simplicity (Sounds Of The City:SOTC-WJ01)
Walt J - Simplicity

実にややこしい事に同名のアーティストがいるので勘違いしやすいが、今日紹介するのはデトロイトの古参アーティストであるWalter JonesことWalt J。一般的なデトロイト・テクノやデトロイト・ハウスの流れに組み入れらるというよりは、今思うとちょっとしたカルト的な扱いもあったように思われ、事実2010年以降にはデトロイトのFitから過去の名作の復刻が続いている。2014年には17年ぶりの新作となる「Resurgence EP 」が発表されたが、今度は新興レーベルであるSounds Of The City(Brian Hardenらもリリースする)から更なる新作がリリースされている。そのカルト的な扱いとは対照的に作品自体はちょっと懐かしみのあるレトロ感がありながらもエモーショナルで、特に時代に流される事なく普遍的な価値を見い出せるようなハウスが中心だ。"Test Your Limits"はやけに残響の強いリズムがライブ録音を思わせるが、希望に満ちたような明るいシンセのコード展開や高らかに祝福を奏でるトランペットのメロディーなど、闇を振り払う煌きが眼前に広がるディープ・ハウスで朝方のフロアに適しているだろう。裏面の"Simplicity (The Atkins Tribute)"はそのタイトルが示す通り、デトロイト・テクノの生みの親であるJuan Atkinsへと捧げられた曲だが、これはLos Hermanosを思い起こさせるガツガツとした野性味溢れるビートと躍動的なシンセのメロディーが存在し、製作時もデトロイト・テクノを意識したのではと想像せずにはいられない。一方で"Bypolar"は予てからのWalt Jの作風を引き継ぐもので、奇妙ではあるが可愛らしいシンセのフレーズや落ち着きながらスムースなハウスのグルーヴが継続し、途中にはジャズ風なブレイクも織り込んで刺激的な展開も作っている。過去の作品に比べると当然今っぽさはあるものの、やはり流行り廃りとは無縁な音楽性が確立されており、Walt Jがデトロイトの中でも独特な存在感を放っていると感じずにはいられない。



Check "Walt J"
| HOUSE11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
2014/11/8 groundrhythm 12th Anniversary @ Air
井上薫という精神的支柱を中心にAirオープン当初から開催を続けるgroundrhythmが、遂に12回目のアニバーサリーを迎える。基本的には外タレに頼る事なく国内で音楽的にも繋がりのあるDJ/アーティストが出演し、ぶれる事のないドメスティック色の強いパーティーではあるが、テクノやハウスだけに限らずドラムン・ベースやヒップ・ホップにエレクトロニカまで様々な要素を取り込みクロスオーヴァーな音楽性を披露し続けていた。groundrhythmの時代と共に変わっていく音楽性、そして変わらない精神性は井上薫の軌跡そのものであり、レギュラーパーティーだからこそ長い間の変遷も体験する事が出来る。そしてそのアニバーサリーにはInner ScienceやForce Of NatureにMax Essaらが集結し、祝祭の夜を演出する。
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| EVENT REPORT5 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Walter Jones - A Night in Newark (Permanent Vacation:PERMVAC 114-1)
Walter Jones - A Night in Newark
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以前から同姓同名の為、新作が出る度に紛らわしく思われるのがWalter Jones。本作は90年代に活躍していたデトロイトのWalter JonesことWalt Jと言うアーティストではなく、2003年のデビュー盤で華々しいスタートを切ったニューオリンズ出身のWalter Jonesによる作品で、ドイツで良質なエレクトロニックハウスを手掛けるPermanent Vacationからは2作目になる。Walterの作風と言うとダンスフロアに根ざしながらもシリアス過ぎる事はなく、開放感のあるスペーシーかつバレアリックな整った4つ打ちハウスと言う印象があるが、本作でもその路線におおよそ変化はない。タイトル曲である"A Night In Newark"は正にそんなトラックであり、どっしりとした太いイーブンキックとベース・ラインを土台に浮遊感のあるスペーシーなシンセやコズミックなSEが開放感を演出するハウスで、嫌味なくゴージャスに煌めく音を発している。対して"I Am"では同じ4つ打ちながらも肩の力が抜けた緩いグルーヴ感で、そこに光沢を感じさせる綺麗目のシンセのコード展開が気品良く添えられて、その下ではディスコティックなベースラインがうねるとても華々しいディスコ・ハウスを披露している。一方異色なのが"Lower Chakra Safari"で、訝しげなフルートのメロディーが先導しながら徐々にトリップ感のあるSEやゴージャスなシンセが浮き上がってくるのだが、リズムはビートダウンかつブギーなねっとりとして絡み付くような重心の低さがある。全体的に綺麗過ぎるかなと言う印象もなくはないが、洗練されたエレクトロニックな音を素直に聞かせるハウスとして、押し並べて水準が高いEPだ。

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| HOUSE9 | 21:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
BEST OF 2013
今年も一年間当ブログを御覧頂いた読者の皆様、どうもありがとうございました。ElevenやSecoの閉鎖、関西方面ではオールナイトのパーティーは禁止となるなど、相変わらずパーティーを楽しむ人にとっては厳しい状態が続いております。その一方でOrigamiやLouverと言った新しいクラブもオープンしたり、また日本人が中心となるパーティーも増えているように思われるし、素晴らしいパーティーを作りたいと燃えているアーティストやオーガナイザーの熱い志に触れる機会があった一年でした。音楽にしても売れる量は確かに減っているものの、アナログ・レコードはその存在感を強めているし、良質なダンス・ミュージック作品も多かったと思います。で年間ベストに選んだ作品はリスニングとして耐えうる作品が中心になっているのですが、流行とかとは無縁なある意味ではベタな作品が多くなりました。結局時代に関係なく聴ける作品が自分の中で印象に残っているみたいですが、それとは別に毎週パーティーで最新のテクノやハウスを聴く事で、新しい成分を補完していた一年だったかなと。現場へ行く事で新しい音楽仲間の輪が繋がる事も多いわけで、その意味ではやはりパーティーへ足を運んで体験する事は重要な要素だったと思います。それでは、来年も良いお年を!
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| BEST | 13:30 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Walt J - Reflection Selections (Fit Sound:FIT/WALT J-04)
Walt J - Reflection Selections
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ニューオリンズにもWalter Jonesと言うアーティストが居て紛らわしいのだが、今日紹介するのはデトロイトのWalter JonesことWalt J。1995〜1997年の間に数枚のEPをリリースして突如としてシーンから姿を消してしまったアーティストで、余りの活動の短さにカルト化し過去の作品の復刻が長く望まれていたアーティストの一人であろう。本作は97年にClaude Youngが主宰していたDow Recordsから2枚組でリリースされた"Reflection"から、厳選した曲を1枚に纏めてリイシューした内容となっている。デトロイトからの音楽なので濃密なエモーショナルを期待するところだが、意外にも全体的にすっきりと洗練されビート感も軽目なテクノ/ハウスが中心だ。コズミックなシンセ使いにはデトロイトらしさがありつつも、パキッとしたリズムトラックは爽やかな程に乾いていてあっさり抜けの良さがある"Nite Gruv"は、90年代に制作されたわりには随分と研ぎ澄まされ綺麗な鳴りをしている。シャッフル調の跳ねたグルーヴの上に、豊潤で厚みのあるパッドが未来への希望の道標とる"Don't Stop"は、程良いエモーションにファンキーな躍動が溶け込んでいる。対して優しいメロウなコード展開で浮遊感を発し、ぶっといアナログ的な厚みのあるキックで逞しいグルーヴを生み出す"Feel What I Feel"は、NYのディープ・ハウスへと接近している。音自体は時代を感じさせ少々安っぽさもあるのだが、それが決して古臭くはならずに今でも十分に通用する名曲揃いである事は保証する。後のFabrice Ligによる透明感のあるエモーショナルなテクノへと繋がって行くようだ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Walter Jones - Utopiano Project (HAKT Recordings:HAKT 001)
Walter Jones - Utopiano Project

90年代にカルト的なハウス作品をリリースしていたデトロイトのWalter JonesことWalt Jと同名義で紛らわしいのだが、今日紹介するのはニューオリンズ出身のWalter Jones。2003年にリリースしたデビュー作"All God's Children"で既に高い評価を得ているハウスアーティストだが、リリースは一年に一枚程度とのんびりとした音楽活動の為にまだまだ知名度が高いとは言えない。3年ぶりとなる新作はスマイルマークの上に華麗な華が舞い散るジャケットが印象的だが、そんなジャケット通りに至福感に満ちたバレアリック仕様なハウスが収録されている。安定感のある低身でファットな4つ打ちがグルーヴをキープしつつ、シュワシュワとフィルタリングされたコズミックなシンセに煌めきのあるキーボードソロが郷愁を誘う"Talk to Me"は、急がず焦らずゆっくりとだがじわじわと広大な空へと飛翔して行く快楽的なバレアリック・ディスコだ。"Made In Holland"もやはり煌めきながら透明感のあるシンセサウンドのソロが耳に残るのだが、こちらは4つ打ちではなく引っ掛かりのあるブレイク・ビーツが特徴的で、自然と体が動き出す跳ねるような躍動感が素晴らしい。一方裏面の"Hands In The Sand"はぐっとテンションを落としたトロピカル系ディスコで、Ailyの可愛らしいボーカルも相まって甘く気怠い時間を演出している。またそれにモダンなミニマル色を添加したLauerによるリミックスは、フロアで使いやすい仕様になっている。基本的にはどの曲もメロディアスなシンセの使い方が目立っており、ドライになり過ぎているシーンの中でこう言った豊かな旋律を聴かせてくれるアーティストには好感が持てる。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Only 4 U : The Sound Of Cajmere & Cajual Records 1992-2012 (Strut Records:STRUT 100CD)
Only 4 U : The Sound Of Cajmere & Cajual Records 1992-2012
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1992年に設立されたシカゴ・ハウスのレーベルであるCajual Recordsが、設立20周年記念として2枚組のレーベル・コンピレーションをリリースした。その中心に居るのがシカゴ・ハウス第2世代を代表するCurtis Alan Jonesで、彼は複数の分身を用いた活動をしているのだが、大雑把に分けるとGreen Velvetとしてテクノ中心のリリースをするのがRelief Recordsであり、Cajmereとしてハウス中心のリリースをするのがCajual Recordsである。本作は後者のカタログから厳選した作品を収録しており、Cajmereを中心にGlenn Underground、Braxton Holmes、Gemini、そしてシカゴ・ハウスを代表するディーヴァであるDajaeなど痒い所に手が届く内容となっている。Cajmereと言えば一般的には安っぽく気の抜けた空気もありながら時に暴力的なまでのハードな音を兼ね備え、シカゴ・ハウスの狂った伝統を継承しつつ更にその先へと道を切り開いた変態系ハウスであり、例えば1曲目の"Percolator"はそれを正に表現したパンピンで骨太なグルーヴを持つトラックだ。しかし本作を聴いて改めて気付いたCajual Recordsの別な魅力は、シカゴ・ハウス以外のところにもあった。例えばDajaeによる"Brighter Days (Louie's Masters At Work Mix)"や"Day By Day (Chez 'n' Trent Vocal Mix)"は希望を高らかに歌い上げるガラージであり、正統なるUSハウスの系譜も伺う事が出来る。またここで初めて耳にする事となったJohnny Fiascoによる"Taurus"やDeep Sensationによる"Get Together (Deep Vocal Mix)"など、リラックスした陶酔が続くディープ・ハウスも収録しており、奇をてらった強烈な印象を植え付けるハウスのみならず実はクラシカルなハウスにも取り組んでいた総合的なハウスレーベルであったのだ。流石に20年の歴史を2枚で語るのは不可能ではあるが、しかしCajual Recordsに魅了されるだけの内容は十分に伴っており、ハウスラバーであるならば是非聴いて欲しいコンピーレションだ。



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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Motor City Drum Ensemble - DJ Kicks (Studio !K7:!K285CD)
Motor City Drum Ensemble - DJ Kicks
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タイコクラブへの出演が決まっていたにも拘らず、東日本大震災の影響で来日がキャンセルとなったMotor City Drum EnsembleことDanilo Plessowでしたが、その穴を埋めるには十分な作品がリリースされました。Studio !K7の長らく続く名物MIXCDシリーズの最新作としてMCDEが抜擢された訳ですが、これが予想以上に幅広いジャンルを詰め込でおり、まるでダンスミュージックの歴史を掘り返すと言っても過言ではないような気がします。年代で言えば1977〜2011年までの34年を横断し、Sun Raのスピリチュアル・ジャズで始まりRhythm & Sound(Basic Channel)のレゲエで黒い泥沼に嵌り、Mr. Fingers(Larry Heard)の垢抜けないローファイな初期シカゴハウスの温もりに包まれる。そしてFred Pの華美なディープハウスもあればRobert Hoodの芯の強いミニマルテクノも通過し、笹暮だったファンキーなMotor City Drum Ensembleの新曲の後にはAphex Twinのメタリックなアンビエントで冷水を浴びせられる。ラストにはフュージョン・ソウルの傑作"Sweet Power, Your Embrace"が待ち侘びて、ほっこり酸いも甘いも噛み締めるボーダレスな選曲。しかし特筆すべきはMCDEが創り出す世界観の統一で、年代に差はあれど根底にはブラックミュージックの生温かい血潮が通っており、ジャンルとしての多彩さは感じられてもその幅の広さ程には違和感が無い事にMCDEの音楽への造詣の深さが伺えます。色々詰め込み過ぎてクラブ直結MIXCDと言うよりはコンピレーション的な印象もありますが、どんな音も黒く染め上げる手腕はTheo Parrishとも通じる物があり、ビートダウンな展開をじっくりと味わえる好内容ですね。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(2) | |
Pop Ambient 2011 (Kompakt:KOMCD87)
Pop Ambient 2011
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トンネルを抜けるとそこは雪国だった…訳ではないですが、先日は東京にも雪が積もってびっくりです。そんな厳冬の最中にひっそりとやってくるモノと言えばやはりこれ、Kompaktが送る冬の恒例アンビエントシリーズ。"2001"から始まり10年を経て遂に"2011"の11作目に到達。10年もの長い時間が経てばレーベルがぶっ潰れたりシリーズもいつの間にか忘れられたように消滅なんて事も珍しくないですが、Kompaktは半ばドーピングのように外部からアーティストを招いてシリーズを継続させております。本作でもAlva Noto(Carsten Nicolai)、Marsen Jules、ニューカマーであるBhutan Tiger Rescue(実はEwan Pearsonのユニット)やCratoやBarntらを呼び込み新風を吹かせつつ、同時にKompaktの主要アーティストであるThomas Fehlmann、Wolfgang Voigt、Jurgen Paapeらも新曲を提供し、鎮魂歌の如く霊験あらたかなアンビエントミュージックを変わらずに聴かせてくれております。柔らかいアコースティック調から電子の粒子が散乱する幻想的なアンビエント、そして交響曲を取り込んだ荘厳な異色作までアーティスト毎に特徴のある音が詰まっておりますが、"Pop Ambient"と言うタイトルに違わずにボーッと何も考えずに垂れ流しにしているだけで和めてしまうポップさは当初から変わっておりません。炬燵と蜜柑と、そして"Pop Ambient"があれば寒い冬も大丈夫。

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| TECHNO8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm - Mi-Mix (Octave Lab.:OTLCD-1259)
Calm-Mi-Mix
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夏の終わりが近づき、秋の足音が聞こえてくるこの頃。今年の夏は予想を覆して、海水浴やお祭り、バーベキューと色々な出来事があって感慨深い気持ちです。そしてまだまだ夏が終わって欲しくない、そんな気持ちを呼び起こすMIXCDが登場。ミックスを手掛けるはセンチメンタル一直線のCALM。メタモルフォーゼの朝方の雰囲気を意識して作った本作は、確かに緩めでリラックスしたムードが漂うバレアリックな展開。夜通し踊りまくって汗臭さの向こう側に感じる充足感、そして終わりを迎えてしまう切なさが漂う朝方のあの空気だ、それがここにはある。もう無意味にアゲアゲな選曲で踊らせる事はしない、ただただ流れてくる心地良く優しい音楽に身を委ねれば良い。そうするだけできっと体は再度動きだし、足はステップを踏み、薄れいく意識の中で心が満たされていく。朝日が昇り始め霧靄が開き始める、そんなシーンが浮かんでくる朝方の音楽。とても心地良いです、心が安らぎます。

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| HOUSE5 | 09:16 | comments(2) | trackbacks(0) | |
Afronaught - Shapin' Fluid (Apollo:APOLLO049CD)
Afronaught-Shapin Fluid
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最近以前ほどブロークンビーツやウェストロンドン勢を見かけなくなっているのは、単純に自分の趣味が偏っているのか、それとも流行が落ち着いたせいなのか。確かに自分はそれ程ブロークンビーツに入れ込んでいた訳でもないけれど、中には本当に格好良いのもあったりします。本作はBugz In The AtticのメンバーでもあるOrin WaltersことAfronaught名義の1stアルバム。なんとリリース元はR & S傘下のApolloからって、確かアンビエント系のレーベルだった気が。でも大丈夫、本作はどう聴いてもコズミックジャズ、もしくはフューチャーソウルと言っても差し支えないエッジの効いたブロークンビーツが中心。ハウスの4つ打ちだけでは飽きてしまうと本人談の通り、このアルバムには様々なリズムとビートが導入されていて、リズムへの拘りようがひしひしと感じられます。そして電子楽器のみならず様々な生演奏を取り入れた事によるプログラミングの鬩ぎ合いから生まれるファンクネスは、熱さだけでなく未来的な予兆も感じさせ、ブラックミュージックの伝統とそしてその未来までをも包括するようです。時にメロウに、時にスペーシーに、時にファンキーに、時にエレクトロニックに、動と静の対比も見事でアルバム通して非常に完成度の高い一枚になっております。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 08:00 | comments(2) | trackbacks(0) | |
The Best of James (Fontana:536 898-2)
The Best of James
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例えばNirvanaがカルト的な人気を得てもPearl Jamが正当な評価を得なかった様に、例えばManic Street Preachersがイギリスにおいては絶大な人気を誇ろうと日本では過小評価される様に、例えばSmashing Pumpkinsがオルタナ代表格として認知されてもLive(ライブって言う超人気のあったUSのバンドね)は無視され続けたように、そして日本においてThe Smithに対してのJamesが正にそんな位置付け。The Smithと同じくオマンコ…じゃなくてオマンチェ出身で、活動開始もだいたい同じ頃の1981年位かしら。でもまあとにかくJamesは初期の頃は確かに本国UKにおいても、The Smithに比べると格段に人気がなかったんだ、そりゃ当初は名曲が無かったですから。しかし、しかし91年に再レコーディングされリイシューされた"Sit Down"は爆発的な人気を博し一躍トップアーティストの仲間入りしたもんですよ。がですよ、それでも日本では一部の評論家やへヴィーリスナーを除き無視され続け、今でも同じ様な扱いを受けている。オマンチェと言えばThe SmithからNew Order、The Stone Roses、Happy Mondays、そしてOasisまでも輩出した由緒あるロックの街で、Jamesも同じ様に語られてもおかしくないバンドのはずなんだけど…。初期U2とかThe Smithのサウンドが好きな人には、Jamesの音楽もきっと心に響くはず。ギミック無しでメロディー重視の直球ブリティッシュロックで、甘さとほろ苦さの混じった青臭い音楽ですよ。





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| ETC3 | 09:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
Prins Thomas Presents Cosmo Galactic Prism (Eskimo Recordings:541416 501724)
Prins Thomas Presents Cosmo Galactic Prism
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Lindstromとのコンビでディスコダブブームを席巻するPrins Thomasの、タイトル通りでスペーシーな2枚組MIXCD。ジャーマンプログレのHolger Czukay、ファンクのParliament、スペースロックのHawkwindに混じって、Boards Of CanadaやTres Demented(Carl Craig)などのテクノ、日本からはCrue-L Grand OrchestraやDub Archanoid TrimとWaltz(Altz)、そしてハウスやイタロディスコ、レアグルーヴなどがまとまり一つの宇宙を形成する面白いミックスだと思います。本人曰わく2枚まとめて一つの作品だと言う事で1枚目のラストから2枚目の出だしが繋がっておりますが、1枚目は2枚目までにじわじわと上げていくゆったりとした内容、2枚目はよりダンサンブルでよりエモーショナルな内容。いやダンサンブルではあるんだけどやはり肩の力が抜けリラックスしふらふらとしたトラックが多く、ベッドルームで広がっていく宇宙を想像しながら聴けるような音で、決して馬鹿になって大騒ぎする様な音楽じゃあないです。でもバレアリックでもコズミックでもスペーシーでもサイケでも何でも良いんだけど、開放的で楽天的な恍惚の中毒がじわじわと浸透してくるんですね。選曲の幅の広さとは対称的に音の雰囲気にばらつきは感じられず、CosmoでGalacticでPrismなキラキラとしたハッピーな音に統一されていて気持ちEーです。力作っちゅーか怪作っちゅーか、ブームの先端にいるアーティストの本領が炸裂したお勧めの2枚。

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| HOUSE4 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Calm + Moonage Electric Ensemble - Milestone (Music Conception:MUCOCD-020)
Calm + Moonage Electric Ensemble-Milestone
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Calmの隠れた名作が復刻〜、有難い。極少数だけ販売された"The City Child"と言う写真集に付録されていたCalmのライブ盤が、ボーナストラックも追加されて目出度くリイシューです。何が良いってやはり脂が載ってる頃の2000年のライブが体験出来るって事ですよ。これは勝手な推測なんだけど、Calmファンの多くは00〜03年辺りの作風が好きな人が多いんじゃないかと思うんですよ。だから2009年と言う現在に、こうやって過去の遺産を穿り返してくれたのは非常に嬉しいんですわ。内容に関しては正に期待していた通りの、ジャズ+ダウンテンポ+チルアウトなバンドサウンドで生き生きとした音が素敵です。小洒落たフェンダーローズや血が煮えたぎる様に熱く唸るサックス、そしてFarrがコントロールするリズムトラックなどが見事に絡み合い、都会的でかつ砂糖と珈琲が溶け合うようなビターでスウィートな空気を醸し出していますね。ロマンティックなピアノの旋律から始まる"Light Years"や、サックスソロがソウルフルに奏でられるハウストラック"Simple Chords Again"、そしてPharoah Sandersの"Love Is Everywhere"をサンプリングした"Authentic Love Song"など聴き所は多数、と言うか一切の捨て曲は無い。どれもが長尺であるにも関わらず、長さを感じさせずにぐっと心を掴んで離さない激情を持ち合わせているんです。Calmのアルバムの中でも一番良いかもしれないな、まじで。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Gilles Peterson - Worldwide Programme 1 (Talkin' Loud:560 100-2)
Gilles Peterson-Worldwide Programme 1
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アシッドジャズだかクラブジャズだか自分には余り縁の無いジャンルでは第一人者に挙げられるGilles PetersonのMIXCD。ですが風評を聞く限りではジャズのみならずヒップホップやドラムンベースやハウスやテクノなんかもプレイすると言うし、それにこのMIXCDでは自分の好きな曲も幾つか使用されているので購入。と言う訳で一枚目ですが、ダウンテンポ〜ソウル〜ファンク〜ブロークンビーツ〜ディープハウス〜ドラムンと確かに幅の広い選曲です。序盤はメロウで緩い選曲が続くのですが、中盤のブロークンビーツ辺りからが聴き所でしょうか。生っぽくも爽やかで上品な空気を醸し出しつつテンションも上げてきて、そしてPepe Bradockの真っ黒くクールなディープハウスで昇天するにくい展開です。その後は鋭角的な切込みが効いたシャープなドラムンでガツンと持ち上げて、最後はしっとりダウンテンポで緩く着地する起承転結なプレイが繰り広げられております。今でこそジャンルを横断するDJも珍しくはなくなりましたが、Gillesは人気があるだけあって色々プレイしてもまとまりが感じられて正にDJ(Disc Jockey)そのものです。ただ繋ぎは申し訳程度にしかしてないですけどね。ちなみに2枚目はジャズとかソウル中心で音が古い方に向かい過ぎていて、自分の耳には合わないのです。折角GillesのDJを楽しむなら、やはりジャンルの横断が体験出来る1枚目の方がお勧めだと思います。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
3 Chairs (Three Chairs:3CH3CDJP)
3 Chairs
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お目出たい事に現在は廃盤となっている3 Chairsのアルバムが、この度リイシューされる事になりました。3 ChairsとはMoodymannことKenny Dixon Jr.、Theo Parrish、Rick Wilhite、Marcellus Pittmanの4人から成るデトロイトのユニットです。面子からしてハウス好きは必ず手が伸びてしまう様な固まりで、2004年にごく少数プレスされた本2枚組みは当然の如く即廃盤となった名盤です。これだけ濃い面子が集まっているので音の方も揺ぎ無いタフなソウルが存在していて、ハウスのフォーマットはしているもののその前にブラックミュージックだと言いたくなる真っ黒さ。セオやムーディーマンらしいコンプの効いたざらついた音は粗野で汚いのに、何故こんなにもねちっこいグルーヴを生み出すのだろうか。地べたを這いずり回るような重いリズムトラックは、沼の底へ底へと足を引きずりこむ様です。ここにはとてもハッピーになれる様な音なんか無くて重苦しい雰囲気に包まれている、でも彼らのソウルは熱く火照っている。楽観的なムードなんか全く無いけれど、強い信念と希望を見出せるような音が鳴っている。これこそがデトロイトの廃退的かつ美しいハウス、ソウルなミュージック。

セオが手掛けた"Instant Insanity"は911事件の直後に製作されたトラック。Marvin Gayeの"Inner City Blues"と911事件への人々の討論がサンプリングされた、不安と絶望が溢れる超大作。

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| HOUSE4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
DJ Rush - Palazzo Volume Three (T:Classixx:TCLA0004-2)
DJ Rush-Palazzo Volume Three
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シカゴ出身のハウスDJ・DJ Rush、いやテクノDJなのかしら。とにかく音がゴリゴリで超絶ハイテンションでミニマルでファンキーで、変態性とダンスミュージック性を兼ね備えた大変痛快爽快なハードテクノであります。と言っても自分はDJ Rushに関してはシカゴハウスを中心にまとめたMIXCDを聴いた事がある位だったので、本作を聴いてみたら事前情報とかなりの差があり衝撃を受けました。これまじやばいっす、空前絶後の高速ハードミニマルテクノが徹頭徹尾。ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ、ズコズコズコズコズコズコズコズコ、ゴォォォォォォォ〜、とかね、ずっとそんな感じ。レビュー手を抜いている訳ではありません。まじでそんな風に終始ハードミニマルが貫き通されて、ひ弱な肉体もマッチョにパワーアップ間違い無し。シカゴハウスの狂気をハードミニマルにミックスした様なファンキーでハードなプレイは、正にDJ Rushの名の通り怒濤のラッシュを見せます。近年の脳に来る覚醒的なミニマルに対し、こちらは肉体に直接来る汗臭い体育会系テクノで、馬鹿度・変態度はずば抜けて高い数値を示してるね。中途半端なハードテクノは許さんと言う人は、是非ともこのMIXCDを聴いてみて欲しい。妥協・甘さは一切無しのガチな展開が待っております。うほっいい男!

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| TECHNO6 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Calm Featuring Moonage Electric Big Band Presents The Cowardly Boy Ain't Stand Alone At Yebisu The Garden Hall (Lastrum Corporation:LACD-0065/6)
Calm Featuring Moonage Electric Big Band Presents The Cowardly Boy Ain't Stand Alone At Yebisu The Garden Hall
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昨日Calmの新作を紹介したばかりですが、Calmの集大成的作品と言えばこのライブアルバムでしょう。2003年に"Ancient Future"(過去レビュー)をリリースした後、同年9月22日に恵比寿ザ・ガーデンホールで行われたライブを収録した2枚組みライブアルバム。そのボリュームも大した物ですが、総勢21人でのBig Bandに因る演奏はオリジナルアルバム以上の迫力を感じさせてくれます。CalmはReaktorで楽曲の元を操作し、そこにピアノ、ギター、ベース、管楽器、弦楽器、パーカッション、コーラスを被せ大御所バンドは渾然一体となった音楽を奏でるのですが、元々リズムが強い曲は更に躍動感を増しメロウな曲はよりしんみりと心に染み入る様にアレンジされ、これぞライブの醍醐味と言わんばかりの演奏です。そしてバンドは一体化した演奏を聞かせるものの各楽器がバンドの中に埋もれる事なく個性を主張していて、それぞれ聞かせ所が用意されています。プログラミングと生演奏も自然と融けあっていて、打ち込みを活用したライブのお手本になるのではないでしょうか。ゴージャスだけれども繊細でマシンの正確さと肉体の偶然性を伴ったこのライブは、生で聴いてみたかったなと少々後悔する位です。個人的には最新作よりこちらの方がお勧めですよ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ1 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Marques Wyatt - Horizons (OM Records:OM150)
Marques Wyatt-Horizons
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Marques Wyattと言うアーティストを全く知らないのですが、西海岸ハウスシーンをリードするOM Recordsからのリリースと言う事で中古で安く仕入れた本作。OM Recordsはサンフランシスコ発祥のレーベルなんで、自分のイメージとしては太陽が燦々と降り注ぐ陽気なビーチで、時にファンキーに時にドリーミーな顔を覗かせるハウスと言うイメージがあります。そして本作にはそんな面以外にも、更には心をぐっと掴むようなドラマチックで儚い面も見せつけるのでした。まずはジャケットに注目。"地平線"と言うタイトル通りのジャケットですが、この太陽が正に沈む瞬間の消えゆく美しさには涙が出そうになります。音楽的にはディープハウスと言う事になるのでしょうが、そこにはジャジーな渋い感覚やラテンのファンキーさ、またはトライバルの土着具合も有り、それらが自然と滑らかに繋がれております。そしてそこから生まれるのは、ジャケット通りのしんみりと心に染みこみ涙を誘うノスタルジア。大幅な振れ具合の無いある意味平坦なミックスではありますが、それが逆に徐々に感動をもたらす事に成功していると思います。陽気な夏と言うよりは、詫び寂びな秋のOM Recordsって感じですね。

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| HOUSE3 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Sessions presents Cajmere VS Green Velvet (Ministry Of Sound:MOSCD130)
Sessions presents Cajmere VS Green Velvet
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今となってはMIXCDもシリーズ化するのが常套手段。UKのMinistry Of Soundもそんなご時世に当然ハウスのMIXCDシリーズ「Sessions」を立ち上げて、Derrick Carter、DJ Sneak、Mark Farina、Josh Winkら渋い面子を引っ張って来ていましたが、遂にシカゴハウスの変態野郎・Curtis Alan JonesことGreen Velvet/Cajmereを参戦させました。一人二役を演じる面白いコンセプトで、Cajmereではハウスを、Green Velvetではテクノをプレイしています。CajmereプレイのCD1ではエレクトロニックでファンキーなスカスカハウスをプレイ。意外なのは彼にしては熱い衝動を感じさせるソウルフルな音が感じられ、狂気じみた変態プレイ以外も出来るんだねーと初めて思いました。ファミコン世代のダサ目の音が、逆に郷愁を誘います。Green VelvetプレイのCD2はまあいつも通りと言うか、CD1と変態性は一緒でも更に凶悪でダークなエレクトロ、アシッド、テクノをプレイ。一曲目からいきなりビキビキとアシッドベースでまくり立てられて、二曲目で自身の不穏なエレクトロ「Flash」を投入。もはや常軌を逸脱した狂気の音楽、暗黒の音に包まれます。中盤では切れ味鋭いファンキーなテクノも混ぜたりして、パンピンに盛り上げもします。と言っても音自体はシカゴハウスが根底あり、無駄の削ぎ落としたスカスカの音は格好良いですね。その後もエレクトロ、テクノを使って上げ下げしてまるで目まぐるしいジェットコースターに乗ってるみたい。CD1、CD2とも異なるプレイで楽しめるし、シカゴハウスの中でも一番強烈な音を聴かせてくれてほんとサイコー!お見事としか言い様がないですね。



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| TECHNO4 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
Jamie Anderson - Nite:Life 013 (NRK Sound Division:NRKMX013)
Jamie Anderson-Nite:Life 013
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Jamie Andersonって誰っすか??全く知らないんですけど、中古でNite:Lifeシリーズの一つで売られていたので迷わず購入。Nite:LifeはNRKと言うハウスレーベルが送り出すMIXCDシリーズでありまして、当然ハウス系を中心に時にはテクノ、プログレッシブハウス系も混ざったりしている良質なシリーズであります。全く予想の付かなかった今作はテックハウスが中心で、テクノが好きな人にも受け入れられやすい作品だと思います。ハウスのドンツクドンツクな4つ打ちのグルーヴでゆったりした流れを演出しつつ、浮遊感たっぷりのエレクトロニックなメロディーで覚醒感を呼び起こす西洋的な音が強いかと。一応前半はテックハウス、中盤はシカゴハウス、後半はジャジーハウスとそれぞれ使い分けられていて、一曲を長めに聞かせてくれるので焦らずのんびり寛いで聴きたいですね。前半の空間を突き抜けるパーカッシブな音が個人的には好きです。中盤は少々落ち着いて、後半でまた上げてくる分かり易いMIXですな。Nite:Lifeシリーズの一つなので、内容に疑う余地は無いでしょう。

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| HOUSE2 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Susumu Yokota - Wonder Waltz (Skintone:STR-11)
Susumu Yokota-Wonder Waltz
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日本のテクノ黎明期を支えた一人でもある横田進の最新作は、なんとワルツがテーマです。今までテクノ、ハウス、アシッド、アンビエント、ディスコ、エクスペリメンタルと数多くの挑戦をしてきましたが、誰がワルツをやるなんて想像出来たでしょうか?思えば遥か遠くまで来てしまった彼ですが、まだまだ歩みを止めない彼の意欲には敬意さえ感じられます。しかしワルツって3拍子ですよ?前評判ではどんな音楽なんだろうと期待と不安の両方の気持ちでしたが、実際に聴いてみるとこれが意外と馴染んじゃってるなと感じました。ハウスの4拍子が3拍子になっただけで特に違和感も無く、その上「Symbol」(過去レビュー)の様にクラシック的な優雅さを備えています。そう、生演奏をかなり取り入れているであろう柔らかい音色は、優しくもエレガンスで高貴な時間を堪能させれくれます。しかし面白おかしく摩訶不思議な音楽ですが、実験的な事をする為だけの作品では無いと思います。普通これだけ作風が変わってくると尻軽な目で見られがちですが、彼の場合は純水に音楽を愛するが故の変化として感じられて、ある特定のジャンルだけではアイデアが収まりきらないのでしょう。しかし次は一体どんな音楽をやるんでしょうか、今から楽しみですね。ジャケットは相変わらず自身で撮っているようですが、秀逸の一言。

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| ETC1 | 23:00 | comments(2) | trackbacks(4) | |
Belle & Sebastian - Late Night Tales (Azuli Records:ALNCD14)
Belle & Sebastian-Late Night Tales
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全然知らないアーティストでも気になってるシリーズを手掛けていたりすると、ついつい購入してしまう場合があります。今回は一応試聴した後に購入したので、安心して手に入れられましたが。Azuli Recordsが手掛ける「Late Night Tales」は、アーティストが深夜に聴く音楽をコンパイルしたシリーズ物で、まあタイトル通りに深夜の物語的なしっとり落ち着くBGMとなっています。今回このシリーズを手掛けているBelle & Sebastianは、スコットランドのグラスゴー出身のポップバンドらしいですが、彼らのオリジナル音源は未聴なので前情報は全く無し。で試聴ではなく今度は家でじっくり聴いてみましたが、やっぱり優しいBGMで良いですね。普段テクノとかハウスとか聴いていると、BGMと言うよりは音に集中してしまう傾向が強いんですよね。ただ部屋をほんわか和ませたいのであれば、こういった軽めのダウンテンポな流れの方が適しているのではないでしょうか。普段クラブミュージックばかり紹介しているので、こうゆう音楽を僕が紹介すると違和感があるかもしれませんが、百聞は一見に如かず。ポップ、ロック、サイケデリック、ヒップホップ、フォーク、R&B、エレクトロニカなどなど穏やかに心落ち着く曲を集めたこのアルバムは、寝る時に小さな音で聴くと効果がありそうです。決してボリュームは上げずに、絞った音でしっとりと聴いて頂きたいと思います。

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| ETC1 | 22:30 | comments(1) | trackbacks(1) | |
Juan Atkins - Wax Trax! Master Mix Vol.1 (Wax Trax! Records:TVT 7254-2)
Juan Atkins-Wax Trax! Master Mix Vol.1
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遂に明日ageHaにおいてKen Ishiiと競演するJuan Atkinsが、テクノ創世記とでも言うべき選曲でMIXしたのがこれ。わ〜曲目だけ見ても凄いね〜、Model 500、Rhythim Is Rhythim、A Number of Names、Rob Hood、Infiniti、Maurizio等ちょーすげー面子の曲ばかりじゃん。こんなの悪い訳ないじゃん。つかすっげークゥゥゥゥ〜ルだよ。エレクトロ、シカゴハウス、デトロイトテクノ、ハウスなど、それもまだエレクトロニックミュージックの創世記を思わせる曲ばかりで構成されていて、さすがテクノを創造したJuan Atkinsだと思わせられるよ。前半は比較的ハウス路線で抑えめに来るけど、中盤は淡々としたミニマル路線でそこからドッカン!とInfinitiの名曲Game Oneで見事に弾ける。幾何学的なシンセのプリズムに囲まれて、サビでは薄く伸びるシンセラインがかっちょいい!後半ではハウス、ダビーミニマルでおとなしめの展開と思いきや、終盤でゲットーテクノで安っぽい音ながらもファンキーな攻め具合。意外や意外、思ったよりも展開に起伏があると言うか選曲に幅があるんだねぇと感心しました。聴けば分かるけど上手いMIXではないんだけど、この人の場合選曲センスでなんとかなるパターンなんだろうね。テクノのドンらしい硬派で媚びないMIXなんじゃないかと。派手なプレイで盛り上げるのももちろん楽しいけれど、こんなプレイが出来るDJはそうはいないんじゃないかな?ここに収録されているアーティストだって大半はJuan Atkinsに影響を受けているはずなんだけど、そんなアーティストの曲を使った師匠×落とし子達の美味MIXだよ。

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| TECHNO1 | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
DJ Peechboy - Everything Was Beautiful, Nothing Hurt
DJ Peechboy-Everything Was Beautiful, Nothing Hurt
去年からプレーヤーの調子が悪くてCDRは殆ど聴けない状態だったんですよね。なんでこのCDも買ったのに殆ど聴けてなかったんですよね。やっとまともに聴く事が出来ましたよ、DJ Peechboy…って誰なんでしょうね。全くこの人に関しては知らないんだけど、雑誌での強烈なプッシュと選曲を見てかなり前に購入したんですよ。それがですね、予想以上に出来の良いMIXCDでこりゃまじ良いね。DISC1はソウル、ハウス、ディスコ中心、DISK2はテクノ、クリックハウス、ディープハウス中心。選曲の幅もさることながら彼のプレイにはTheo Parrishに近いものがあるんですよね。じっくりと燃え上がる炎の様に秘めたる熱さと、どこかでは淡々としたクールさを持ち合わせているんですよ。やはりTheoの様にイコライジングやエフェクターで過激に緩急を付けて、ずっぽりずぽずぽとピーチワールドに引き込まれて行くんです。個人的にはDISK2のエロティックなディープハウスやテクノ路線が気に入ってるんだけど、DISK1のソウル、ハウス路線も予想外にはまっています。今まではそうゆうのってノレないし古い音だなとかで余り好きじゃなかったんだけど、やっぱりDJが上手く調理してくれると良い料理になるんだなと思ったさ。日本にも良いDJはいるじゃないかと思ったけど、こういった人たちにも日目が当たると良いんですけどね。2枚組で送料込みで1600円だから、これは買うしかないでしょう?

NXTC(ここで買えます)
Peechboyのホームページはこちら

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| HOUSE1 | 20:55 | comments(4) | trackbacks(1) | |
V.A. - House Things Vol.5 (Flower Records:FLRC-022)
House Things Vol.5
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NEEDSのパーティーでNEEDSの知名度が意外と低い事が分かったので、NEEDS布教活動を始めるとする。今回は第1弾。このコンピはFlower Recordsの高宮永徹がレコードでしか聴けないような旬な曲や、ハウスクラシック、未発表音源等をまとめた物である。クリーエーターの作家性に敬意を示し敢えてMIXは行っていないとの事です。と言うだけあって良い曲揃いです。3曲目のTouch Oneと言うのがNEEDSのLarsとAnthony Nicholsonとの共作で、普段のNEEDSとは多少違った雰囲気。ヴォコーダーのボイスにちょっと緩めのビートでほんわかした雰囲気です。郷愁を感じさせますね。4曲目のWalter JonesのMaurice Fulton Remixはハウスと言うのか苦言するが、奇天烈で変態な音を出しています。現在「MU」と言う日本人女性とのユニットで一躍名を挙げているらしいです。8曲目のKerri Chandler - Atmospheric BeatsはLarsも先日回していた曲のリメイクですが、これはほんと素晴らしい。ヘヴィーボトムなリズムにトランペットが高らかに鳴り響くクラシック中のクラシック!5-7曲目は浮遊感たっぷりのテックハウスで、夢見心地で気持ちの良い曲です。粒ぞろい、いや良い曲揃いなので普段EPを買わないハウスファンにとっては、自信を持ってお薦め出来る一枚です。

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| HOUSE1 | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | |